韓国など朝鮮半島で高麗人参(朝鮮人参)は数千年前から広く親しまれていました。
高麗人参は神秘的な薬草とされ、「神草」と呼ばれたり、
肥えた土地の精気を帯びているとして、「土精」とも、
人の血に良いとして、「血参」とも、呼ばれたそうです。
また、高麗人参は「生命の根」とも呼ばれ、それを食べて老人が若返った、力持ちになった、神仙(神様という意味)になったなどの伝説がたくさん伝えられています。
深い森の中に自生する、この伝説の高麗人参を探すのは、とても容易なことではありません。
そのためか、高麗人参は、人の目を避けて1日に数百里も位置を変えるとさえ言われています。
正直な人にだけ目に留まるとか、親孝行の息子にだけ、神仙が高麗人参のありかを教えてくれる、という伝説が伝えられています。
このような伝説から、韓国などの朝鮮半島では人々が遠い昔から、高麗人参を身近に感じてきたことがわかりますね。
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