コレステロール値、中性脂肪値が高い方は動脈硬化になる可能性があります。
一般的に動脈硬化による異常が現れやすいのは40歳を超えたあたりと言われています。
しかし、動脈硬化を生む危険因子は、食生活の乱れや運動不足、過度のストレスなどにあるので、近年は20代や10代でも生活の乱れから硬化が始まることも珍しくありません。
動脈には太いものと細いものがあり、心臓周辺などの太い動脈の内壁に血液中の成分が付着して血管を狭めてしまうタイプの「粥状動脈硬化」と、脳や目などに通っている細い動脈に壊死やコブができる「細動脈硬化」の二つのパターンがあります。
動脈硬化を放置しておくと狭心症、心臓肥大、心筋梗塞から心不全、腎硬化・腎臓萎縮から腎不全、脳出血、脳梗塞、眼底出血、網膜症などになる可能性があります。
高脂血症は、血液中の脂質が異常に多い状態をいいます。注意が必要なのは高脂血症には自覚症状がないことです。
しかし、自覚のないまま放置しておくと、動脈硬化を引き起こします。さらに進行すると、狭心症、心筋梗塞などの心臓病や脳梗塞などにいたる危険があります。
高麗人参は、動脈硬化指数を引き下げ、高脂血から発症する動脈硬化を改善することが分かりました。(山本昌弘 日生病院 1987年)
高麗人参が動脈硬化指数を下げるとはいえ、まずは高脂血症にならないように、生活習慣を改善することに注意を払いましょう。
(「高麗人参生活術」 編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会から引用)
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