2型糖尿病(NIDDM)患者、71例を対象とする調査では、1日3~6グラムの高麗人参を摂取した場合、膵臓のインスリン分泌機能が摂取前より約1.5倍も回復しました。(鉄谷多美子(関西医科大学)他、1999年)
また、個の回復により、血糖降下剤やインスリン注射の量を減らしたり、中止できた患者が2割以上、また、病状を悪化させることなく、コントロールできた患者が3割以上でした。
しかし、高麗人参を摂取しなかった場合、8割以上の患者が悪化するという結果になりました。
腎臓には、体内に取り込まれたタンパク質などを、必要なものと、そうでないものとに分ける働きがあります。
しかし、糖尿病性腎症になると、本来体内に留めなくてはいけないタンパク質を、体外へ排出してしまい、尿はタンパク尿となってしまいます。
この蛋白尿を指標として、腎症の進行について、106人の糖尿病患者を1年間比較調査しました。
その結果、高麗人参一日4.5グラムの摂取で糖尿病治療薬のジピリダモールに比べて、腎症の進行が約半分に抑制されることが明らかになりました。(鉄谷多美子(関西医科大学)他、1994年)
また、糖尿病はタンパク質がどんどん排出されてしまうため、体はやせ細り、人工透析も欠かせなくなります。
106人を3年間追跡調査した結果、これも、高麗人参の摂取により、改善、もしくは進行の阻止が治療薬に比べ、2.3倍多く確認されました。(鉄谷多美子(関西医科大学)他、1994年)
ちなみに、9年間の追跡調査では、高麗人参を摂取した場合、52%が改善し、透析導入は7人のみでした。
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