肝臓って、「沈黙の臓器」と言われていて、なかなか悲鳴をあげないんですよね。
でも、悲鳴を上げた時にはかなり重症ってことも多いようですから、常日頃から肝臓をいたわりたいものですね。
肝臓の異常は、全身のだるさ、これは、肝臓の解毒能力が弱まり、毒素が血液中に増えるためで、場合によっては、脳にまで影響し、ボーっとすることが多くなることもあります。
胸元の毛細血管が、赤く浮き出たり、健康な人に比べて手のひらが赤くなるのも大きな特徴です。
あと、アルコールを分解する力が弱くなるため、お酒を結構飲んでいた人が、急に飲めなくなったという場合も要注意です。
食事で言えば、良質のたんぱく質が肝機能を高めてくれます。納豆や豆腐ですね。
あと、ゴマに含まれる抗酸化物質も理想の成分です。鶏、牛、豚のレバーもお薦めです。
それと、最近増えているのが、女性の脂肪肝、これは、過剰なダイエットが招いた悲劇です。食べる量を控え、飢餓状態になると、肝臓が体中の脂肪を集めてエネルギーを作ろうとします。
しかし、肝臓自体もエネルギー不足で、集めた脂肪だけが残ってしまうという皮肉な現象です。
あと、半身浴は、肝臓の血流量をアップさせるのに、効果的です。ややぬるめのお湯にみぞおちあたりまで浸かり、額や胸がじんわり汗ばんでくるまでを目安にしましょう。
(「高麗人参生活術」を参考引用)
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