肝臓の病気には、急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝硬変などがあります。
急性肝炎で一番多いのは、ウィルスによるもので、A型肝炎は普通慢性化しませんが、B型肝炎ではキャリアと言われる乳幼児で感染した人が、後に肝炎を発症し慢性化する場合があります。
C型肝炎は長期化しやすいうえに肝硬変や肝臓がんへ進展するケースが多いため問題となっています。
他にもアルコールや薬が原因となる肝障害があり、炎症が繰り返されると肝硬変へと進んでしまいます。
高麗人参は、肝細胞の再生を補助することが解明されています。つまり、高麗人参が炎症を起こした肝臓をいち早く回復させ、肝臓病に陥らないための防波堤となるのです。
また、高麗人参は、お酒を飲む人の肝臓を守ることでも注目されています。
肝臓にアルコールが入ると、アルコール分解酵素がアルコールを水に変えます。
しかし、アルコールの量が多いときには処理しきれないため、アルコールは脂肪に変えられ、蓄えられた脂肪は、脂肪肝の原因となるのです。
それに対し、「高麗人参の人参サポニンは、肝臓のアルコール脱水素酵素(主要なアルコール分解酵素)を活性化する」という研究結果があります。
ネズミにアルコール入りのエサを与え、さらに高麗人参も併せたエサを与えたネズミと比較したところ、アルコールのみのネズミの肝臓には脂肪がたまり、高麗人参も併用したネズミには、脂肪があまりたまらなかったという実験も重ねて報告されています。
特に、お酒を飲む1時間ぐらい前に高麗人参を摂ると、効果は最大になるということです。
これは、私も、自分の体で実験済みで、いつもは生ビール一杯で眠くなるのですが(笑)、高麗人参を飲んだ時は、最後まで眠くなりませんでしたね。
(「高麗人参生活術」から引用)
コメントをお書きください