【冷え性に高麗人参はどのように作用するか】
中国の古い書物には、高麗人参は「通血脈」(血行を良くする意味)のはたらきをすると記され、昔から冷え性に効果を現してきました。
胃で消化された高麗人参に含まれるアルギニンという成分は、胃や小腸の壁から吸収され、肝臓を経て、血液中に運ばれます。
高麗人参を飲むと、運ばれた「アルギニン」の作用で血管が開いて、血液の流れがスムーズになります。
同時に高麗人参は、神経系に働いて、交感神経の働きを抑えて、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
この神経バランスによって、血液を造り、血行を良くするという働きがあることが分かるのです。
その結果、体がポカポカと温まります。さらに、手足や腰の冷えが解消するばかりではなく、コレステロール値が下がり、便通が整い、不妊症にも良い結果が出ています。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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