【生薬の王様・高麗人参】
高麗人参が、治療に利用された歴史は、数千年に及びます。
中国最古の薬物書「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)では、生薬を効能別に上・中・下の産品に分類されています。
その中で、高麗人参は「上品」(生命を保持する不老長寿の薬)に分類されています。
その薬効については「五臓を養い、精神を安んじ、魂魄を定め、動悸を止め、邪気を除き、目を明らかにし、心を開き、智を益す」
と記載されています。
「五臓を養い、精神を安んじ」とは、全身と精神神経状態を改善するという意味で、長く伝統医療に用いられてきました。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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