【高脂血症の予防策】
平成11年の国民栄養調査をもとに分析すると、男性は30代から、女性は50代から、ほぼ2人に1人が高脂血症の状態にあるといえます。
確率の高いことでつい軽視されがちな病気ですが、高脂血症の本質を知らずに軽視することは、とても恐ろしい結果を生みかねません。
高脂血症は、遺伝子異常や他の病気から併発する場合もありますが、8割から9割は生活習慣の乱れが原因と考えられます。
いまさらと思わず、今一度、まずは生活を見直すことから始めましょう。
高脂血症を予防するための生活の基本
・栄養バランスと摂取カロリーを常に気に掛ける。
・常に血液を健康な状態に保つという意識をもつ。
・脂肪は動物(獣肉類)性脂肪1に対して、植物性脂肪や魚の脂の比率を1.5~2の割合にする。
・ビタミン・ミネラル・酢・食物繊維を十分に摂る。
・高コレステロールの人は、コレステロールの多い食品を控える。
・中性脂肪値が高い人はカロリーが高い食品や砂糖や果糖、酒を減らす。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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