【脳梗塞も心筋梗塞も血栓から】
現代人の命を奪う病気というと、ガン、心不全、肝硬変、糖尿病などが並びます。
しかし、肝硬変で亡くなる直接の原因は、肝機能が停止するためではありません。
他の病気でも同様に、病状が進むと心臓や脳の血管を詰まらせてしまう「血栓」が人を死に追いやるのです。
また、ガンは周囲の血管内に血栓を作るため、抗がん剤の効果が薄れます。
ガン細胞は血液によって運ばれ、細くなった血管に転移します。
このように血栓は種々の病気を発症させ、悪化させ、直接の死因にもなる恐ろしいものなのです。
けがをして、血管が破れると、出血を防ぐために血栓ができるのは正常な作用です。
しかし、ストレスを受けたり細菌やウイルスが侵入すると、必要のない血栓を作る毒素が生じます。
血栓が増えるとやがて血管が詰まり大変なトラブルを起こします。
血栓が脳の血管を詰まらせるのが脳梗塞。
心臓を動かす筋肉の血管を詰まらせるのが心筋梗塞です。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
コメントをお書きください