【肝心要の肝臓だから】
「肝心」、「肝要」、「心肝」など、事の重大さや重要さを意味する言葉には「肝」という文字が多く含まれています。
肝臓はご存じのように体内で一番大きな臓器で、重量は平均的な成人でおよそ1.5kg。
解毒、血液の浄化、栄養素の貯蔵など、500種にも上る複雑な機能を営んでおり、私たちの健康にとって重要な役割を果たしています。
しかし、その反面、肝臓はモノ言わぬ臓器とも例えられ、本当におとなしいというか、つつましいというか・・・
いざ肝臓に障害が起こると体内にたくさんの異常が生じます。
ところが、異常が発生しても、なかなか自ら意思表示をしてくれません。
肝臓は再生能力が高くタフですから、障がいの軽いうちは症状が現れませんから、「沈黙の臓器」とも呼ばれます。
大事に至る前に、肝臓が遠慮がちに送ってくる注意信号を見落とさないようにいち早く察知し、いたわってあげられるよう心がけましょう。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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