肝臓が発する遠慮がちな注意信号とは?

【肝臓が発する遠慮がちな注意信号とは?】

 

胃や腸で消化・吸収された食物の栄養素を、さらに各臓器で役立つ形に作り替えて送り出すのが肝臓です。

 

「胃が痛い」「お腹が張る」そんな言葉は一般的に使われますが、「肝臓が痛い」という言葉は、おそらくほとんどの人が聞いたことがないのではないでしょうか。

 

そこで、肝臓が異常を伝えようと、一生懸命に送ってくるサインのいくつかを紹介しましょう。

 

まず、全身のだるさ。体を酷使したわけでもないのに全身がだるい・・・、これは肝臓の解毒能力が弱まり、毒素が血液中に増えるためで、場合によっては脳にまで影響し、ボーッとすることが多くなることもあります。

 

胸元の毛細血管が赤く浮き出る現象のほか、健康な人に比べて手のひらが赤くなるのも大きな特徴です。

 

あと、アルコールを分解する力が弱くなるため、お酒を結構飲んでいた人が、急に飲めなくなったという場合も要注意です。

 

肝臓の検査は、それほど面倒なものではありません。かかりつけのお医者さんに気軽に相談されるとよいでしょう。

 

(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)

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