【疲れた肝臓をいたわるためには】
まずは、食生活。
良質のタンパク質が肝機能を高めてくれます。毎日の食事に納豆や豆腐を取り入れてはいかがでしょう。
ゴマに含まれる抗酸化物質も理想の成分です。
あと、「類は類をもって補う」という言葉どおり、鶏、牛、豚のレバーもお薦めです。
新鮮なシジミを使ったシジミ汁がよいというのも有名です。
肝臓の疲れを感じながらのお酒の飲み過ぎは、言うまでもなく自殺行為です。
一昔前なら、「肝臓病はお酒好きなオジサンの病気」というイメージが強かったのですが、最近増えているのが、若い女性の脂肪肝。
これは、過剰なダイエットが招いた悲劇です。
食べる量を控え、飢餓状態になると、肝臓が体中の脂肪を集めてエネルギーをつくろうとします。
しかし、肝臓自体もエネルギー不足で、集めた脂肪だけが残ってしまうという皮肉な現象です。
また、半身浴は、肝臓の血流量をアップさせるのに効果的です。
ややぬるめのお湯にみぞおちあたりまで浸かり、額や胸がじんわり汗ばんでくるまでを目安にしましょう。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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