【史上最強の毒!!】
環境ホルモンの疑いのある物質は70以上に上り、その代表はなんと言っても「ダイオキシン」。
ダイオキシンとはポリクロロジベンゾジオキシン(PCDD)の俗称で、なかでも一番毒性の強い「2.3.7.8四塩化ダイオキシン」と呼ばれるものを簡単にダイオキシンと呼んでいる場合もあります。
難しい名前はともかく、ダイオキシンは人類が作った「史上最強の毒」と言われます。
毒性は、同じ分量の青酸カリやサリンとも比較にならないほど強いというのですから、実に恐ろしいものです。
しかもその多くはゴミを燃やすことで発生します。
ダイオキシンはどこにでもある水素・酸素などに塩素が結びついて一定範囲の温度で加熱されることで生じます。
つまり私たちは自覚なく自らダイオキシンをつくっている場合もあるわけです。
ゴミ焼却場などで発生した煙や灰から、ダイオキシンは空気中や土に溶けだし、それが川などを通って海に運ばれ、プランクトンがダイオキシンを食べ、それを食べた魚を人間が食べるという連鎖で、結局は人間の体にダイオキシンが溜まっていきます。
体内に入るダイオキシンの9割以上が食べ物から、日本ではその約6割は魚介類からです。
また、ダイオキシン以外にも、リン系の農薬なども人体に与える影響が大きいということで注目を集めています。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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