【腎臓異常の早期発見のポイントは?】
働き者の腎臓ですが、たとえば胃腸のように分かりやすく不調を自覚できません。
なぜなら腎臓は驚くほどタフで、持っている力の10分の1程度で必要な機能を果たしてしまうことが可能だからです。
したがって、いざ排尿時に痛みがある等の進んだ症状が出たときには、恐ろしく病状が進んでおり、思いがけず人工透析を余儀なくされる場合もありますから、早めの対応が欠かせません。
腎臓トラブルにおける早期発見のポイントは、まず起床時の顔や足のむくみ。
その他にも夜間の頻尿、排尿の後の残尿感、尿の赤味、尿の異常な泡立ち、さらに、排尿時に痛みを伴う場合や尿からのタンパクが発見されることもあり、オシッコが重要なバロメータになります。
その他、血圧が上がり、動悸があったり、吐き気を感じることもあります。
いずれの場合も、腎臓以外の病気も考えられますから、病院できちんと受診しましょう。
問診のうえ、尿検査・血液検査・腎機能検査・超音波検査などが行われています。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
コメントをお書きください