【食生活で気をつけるべきことは?】
腎臓のためのみならず、偏りのない食生活を心がけるべきことは言うまでもありません。
その上で、塩分の摂り過ぎは腎臓病への最短ルートとなってしまうので、日ごろから家庭での料理は、薄味を心がけたり、ダシや酢などをうまく利用して、塩分を減らすよう努めましょう。
塩分の摂り過ぎが気になる人は、カリウムを多く含むバナナやトマトジュースなどを毎日摂ることで、ある程度はバランスを整えてくれます。
ただし、明らかに腎臓病と診断された後は、逆にカリウムが心臓に大きな負担をかける恐れがあるので、控えた方が無難です。
また、塩分以外にも尿酸値が高いと腎臓にダメージを与えやすいので、体をアルカリ化してくれるワカメや昆布などの海藻類をふんだんに摂るのもよいでしょう。
また、汗は腎臓に頼ることなく毒素を排せつしますから、半身浴などでゆっくり汗を出すことも有効です。
さらに、腎臓病の人は、摂取カロリーが低すぎると不要な老廃物が溜まりやすくなるため、一日に1800~2200キロカロリーを目途に摂取することも必要になります。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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