【冷え性の対策は?】
冷え性の改善は、「血液の循環をよくする」ことにつきます。
なぜなら、赤血球は毛細血管まで酸素を運んで周りの細胞に与え、代わりに炭酸ガスをもらって、心臓に戻ります。
このとき、毛細血管の流れが悪くなっていると、周りの細胞は酸素不足になるのです。
そうするとエネルギーが低下し、温度が下がり、その「冷え」が脳に伝えられます。
これは、「このままでは細胞が機能しなくなりますよ」という、いわば警告のメッセージ。早急に血液をよく廻らせる必要があるのです。
食生活では、きちんと朝ごはんを食べることから始めましょう。できるだけ生ものは控え、火を通した温かいものを摂りましょう。
良質のタンパク質は体をじんわりと温めてくれ、大豆やナッツ類に含まれるビタミンEは血行を良くします。
ニンニクに含まれるアリシンという成分は毛細血管を広げます。適度な運動や、足の裏のマッサージも効果があります。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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