【ホルモンのバランスが崩れる更年期】
更年期障害とは、女性ホルモン(エストロゲンなど)の分泌が少なくなることによって起こるホルモンバランスの異常からくる、様々な愁訴のことを言います。
加齢とともに、規則正しかった月経が不規則になり、その後の閉経前後の10年くらいを更年期といっています。
この時期には、女性の性腺機能が低下します。
特に卵巣では卵巣の発育、排卵、交代形成といった一連の機能が低下し、形態学的には委縮します。
これに伴ってエストロゲンの分泌が低下するのです。
エストロゲンの分泌が低下すると、分泌を促そうとして、性腺刺激ホルモン(FSH)が脳下垂体から大量に分泌されます。
このバランスの異常から起こるのが更年期障害です。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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